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★作品の舞台となった場所を探す手順 |
■作品の舞台となった 場所を探す手順 |
執筆 2009年 08年04日 更新 2024年 09年25日 |
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【目次】
はじめに 出会いたい風景のコマを探す 実際に 三浦半島に行く すでに他人に発見されていないか? も 確認 作中の描写から推理(遠方の目印) 作中の描写から推理(物語の前後から推測) 作中の描写から推理(何度も登場する場所) 作中の描写から推理(セリフ) 画像検索も活用する 芦奈野先生の気持ちになる 既存の情報も疑う さいごに |
僕が 2006年 秋ごろから、 精力的に 三浦半島 に 『ヨコハマ買い出し紀行の 舞台となった場所』 を 探しに行くようになって、 2009年8月現在で すでに 3年近く が経過しました。 当初 ピックアップしていた 百数十ヶ所 のうち 半分近くの所在を突き止めましたが、 その後 さらに気になる場所が出てきたりして、 結局 まだ 100ヶ所近く が 手付かず、あるいは 不明のまま に なっています。 これには いくつか 理由 がありますが、 大きなものは 3つ … |
1つは『作中の描写から 得られる情報が少ないこと』。 もともと、ポイントを抽出したような 風景の描かれ方をしている作品なので、 空気の密度が高い一方で、 周囲の風景が あいまいになり、 遠方との位置関係が分かりにくく なっているのです。 もう1つは、 『芦奈野先生の 心の中の 風景であること』。 ヨコハマ内の風景は、 作者である 芦奈野先生 の「心の目」(主観) が 入っており、 横須賀中央公園 の夜景 のように すでに存在しない風景であったり、 あえて 先生ご自身の理想の光景に 改変されていたりする(らしい)ので、 コマに描かれた風景に 100%合致した場所を探そうとすると、 かえって見つからなくなることもある のです。 そして 最後の1つは、 『1人で探すには 限界があること』です。 口幅ったい事を言えば、 僕の 三浦市近辺 の地理知識は、 地元の方をして「地元の方ですか??」と 言っていただける ほどなのですが… それでも 所詮は「1人の目」。 『(答えが)視界の中にあっても (僕が)気づけないもの』も 当然あり、 そこに限界を感じつつあるのです。 |
そういう いきさつもあって、今回は、 自分は今まで、どうやって 『舞台になった場所』を 見つけてきたのか? を、皆さんに 公開(笑)しようと 思い立ちました。 3年前のサイト開設当初は、 『日本一の ヨコハマ現地系サイトになるのだ!』 と 意気込んでいたのですが、 ふと 気づいてみたら、 ウチ以外に稼動しつづけている 現地系サイトが皆無という 寂しい状態になっていました… (これでは、ナンバー1ではなく オンリー1です…) 連載が終了した作品なので 致し方ないとも思うのですが、 『ヨコハマ買い出し紀行』は 一生もの の価値のある作品… 今後も新しいファンの方が、その空気を求めて、 三浦半島へと足を運ぶことも多い と 思うのです。 『この風景が、芦奈野先生の心に 作品世界をつむがせたのか…』 という感慨を得られる場所… それが、舞台となった現地 です。 新たな探索者が、 作品の世界と 現実の三浦半島の空気を これからも つなぎ続けてくれる ことを信じて、 以下に 可能なかぎり、 自分の 探索テクニック を ご紹介しようと思います(^^ |
まずは コミックス内から、 あなたが 出会いたい風景 を 探しましょう。 見つかるかどうかは 二の次 です。 『このコマの風景の中に、 自分も立ちたい!』 その強い思いが、 舞台となった場所を探す 原動力 になるからです。 |
野球が上手くなりたければ、 基礎運動も もちろんですが、 まずは『ボールを投げてみる』 『バットを振ってみる』… これは 当然の事ですよね。 ならば、ヨコハマの謎を 解明しようとする者が、 まずは 『その舞台となる 三浦半島の 実際の空気にふれる』 ことから始めるのも、 当然とは言えないでしょうか? あるいは バイクで、 あるいは 徒歩で。 「ヨコハマ買い出し紀行」を産んだ 土地の空気を、 あなたの肌で感じてみてください。 一度でも 三浦半島現地 を 訪れれば、 「今まで どうして こんな簡単なことが 見えなかった、気づけなかったのか…??」 と 首をかしげるほど、 作中の様々な物事が 実感 として肌身に感じられるように なる事でしょう。 |
「他人が すでに発見している場所でも かまわない」という方も もちろん いらっしゃるでしょうが、 やるからには 『自分が 一番乗り(最初の発見者) に なりたい』ですよね(笑) その意味でも、 検索エンジンで 事前に確認しておく ことは とても重要です。 |
ここで重要なのは、適格な検索。 自分がサイトを運営していたら、 どんなタイトルをつけるだろう? どんな名前で この場所を呼ぶだろう? という発想が大切です。 (特に、作中で 固有名詞 が付いていない場所の場合は) 一番ありがたいのは、 『北の大崩れ』のような、 おそらく ヨコハマ世界でしか 使われていない地名の 場合です。 検索ヒット数も少ないので、 もれなく情報を収集できます。 逆に『西の岬』のような ありふれた単語は要注意。 「特定の場所から見て 西方向にある岬」全般が 検索結果に出てしまう のは もちろんの事、 『南西の岬』『北西の岬』といった単語まで 引っかかってくるので、 無関係な情報のヒット数が とんでもない事になります。 その場合は 例えば、 『ヨコハマ買い出し紀行』『カフェアルファ』 などの 主要単語で AND検索 すれば、 無関係な情報は引っかかりにくくなります。 (たとえば「北の町」単独で検索するのではなく、 「ヨコハマ買い出し紀行 北の町」といった 2つ以上の単語で検索するわけです) また、検索したい言葉の両端を 「”」(ダブルクォーテーション)で 囲めば、 検索エンジンが勝手に類似単語を推測する といった 「ブレ」も少なくなる ので、お勧めです。 (例としては ”変に青く波のない水面” という感じです) |
続いては、情報源である コミックス から、 できるかぎりの情報を引き出すテクニック を説明していきます。 まずは 初歩的な、 『遠方の目印 から 相対位置を割り出す』 テクニックです。 これは 誰もが実生活で 自然に使っている行為 なので、 ピンと来る方も多いでしょう。 例えば、作中の 夕方の場面で、 太陽が描かれている方向 は… 当然、西 ですね。 また、高い山の少ない 三浦半島 では、 背景の『大楠山』の 描かれ方から 相対的な方向や位置を割り出しやすいですし… 海の向こうの 半島の形 で、 東 の 房総半島 か、西 の 伊豆半島 かが 分かり、 相対的に 三浦半島の 東西どちら側にいるか? も 分かるわけです。 (これは もちろん、芦奈野先生が キチンと資料を元に 描いて下さっている おかげと言えます) ポイントを切り抜いたような描写が多い 「ヨコハマ買い出し紀行」ですので、 たまの 遠方まで描かれているコマ は、 貴重な 情報源 … 見逃さずにおきたいものです。 |
ちなみに、 サイト『コアジロ買い出し紀行』の 管理人 cocone さん の言葉に、 「さりげなく描かれたものにこそ 事実がある」 (「作中で 目立たない感じで描かれているものほど、 実は実在する」という意味と捉えています) というものがあります。 芦奈野先生は、『実在する建造物は、 作中でもシッカリ(具体的に)描写する』 という傾向をお持ちです。 (『千葉の スキードーム SSAWS(ザウス)』 『衣笠の 富士見 配水タンク』 『田無の スカイタワー西東京』など) つまり「ヨコハマ〜」を読んでいて、 遠方の小さな建造物が やけにシッカリ描写されているなぁ と 感じたら、 それは ほぼ 100%、 実在する(あるいは 実在した)建物 と 考えて間違いないわけです。 その辺りも、重要なヒントとして 見逃さないようにしたい所です。 |
遠方の風景描写が無いシーン でも、 必ずしも 特定不可能とは かぎらない ケースもあります。 例えば、下記は 第6話 の、 初日の出を見に行くアルファさんたちが 途中で立ち寄った、缶コーヒーの自販機 の シーンです。 単に このコマだけ見てみても、 夜ということもあって周りが分からず、 場所の特定は 不可能 のように思えますが… その前後の話の流れ に 目を向けてみると、状況は一変 します。 |
まず、『カフェアルファ』から出発して、 日の出を見に行ったのは『城ヶ島公園』、 かつ『城ヶ島大橋』は まだ渡っていない ことまでは、これまでのファンの考察から 判明しているため、 この小屋の所在地が 『三戸・黒崎 〜 城ヶ島大橋』間の どこか という事は、まず簡単に気がつけます。 特に脇道に入ったような 描写も無いことから、 「三戸・黒崎 〜 城ヶ島大橋」の 主要道路である 『国道134号 〜 県道26号』ぞい と 考えるのが自然でしょう。 さらに、ある程度 バイクで走ってから タカヒロの体が冷えてしまったことを 察して停まった自販機なので、 少なくとも カフェアルファから 2〜3キロは走行した辺り の 可能性が高そう… 以上からまとめてみると、 自販機の小屋のある場所 は、 『城ヶ島入口 交差点』の 前後1キロ程度ではないか? という推測に辿り着きます。 |
「前後1キロて、ずいぶん範囲が広いなー」と、 あなたの心に釈然としない気持ちが 浮かぶかもしれません。 でも、考えてみてください。 単なる作り物にすぎないと思っていた風景が、 漫画内の情報を元にしただけで、 これだけ 現実味を帯びた場所 になる 快感 と 高揚感 … その推測が正しいかどうか は、 この時点では どうでもいい のです。 『自分の推理を信じて 実際に「現地」に行ってみる』 ことこそが、現地考察の 楽しみ の 本質ですし、 実際に現地に足を運んでみると、 机上だけでは 気づきもしなかった 「新事実」が 見つかって、 「もう一度…」「今度こそ…」と 特定に向けて 病みつき になっていくのが 現地考察の不思議なところなのですから… |
先ほど ご紹介した 『コーヒー自販機の小屋』には、 ちょっとした 後付け情報 があります。 第84話 で、アルファさんとココネが、 この自販機に、再度 訪れている のです。 すると、面白い事実 が 見えてきます。 アルファさんたちは、 『変に青く波のない水面』を 眺めた後で、 この 自販機 に立ち寄り、 最後に『ここらじゃ一番高い丘』(岩堂山)に 南西斜面 から登ったようなのですが… (漫画内で描かれているカーブの形状は、南西斜面のものです) ここで、うちのサイトを 詳しく読んでくださっている方は、 首をかしげられる はずです。 『変に青く波のない水面』は 三浦市の 中央東側 にあるのに、 どうして、それより 南 にある『岩堂山』に 南から登る 必要があるの? と。 流れから行けば、 北斜面から登ったほうが 近道 のはずなのに、 この 矛盾 は 何なのでしょう?? |
ところが この矛盾 こそが、 先ほどの「自販機の推測位置」 の 裏づけ となります。 南西斜面を登ってきた アルファさんたちですが、 では逆に、南西斜面を下った先には 何があるでしょう? そこには、宮川湾 や、三崎の町 … あるいは、城ヶ島大橋 の根元などが 存在します。 そして それは、 先ほど 1巻から推理した 自販機の設置範囲 である、 『城ヶ島入口 交差点』付近 1キロ と 合致するのです! 9巻 だけを読めば首をかしげるルートも、 1巻 の情報と合わせれば 整合性が とれる … 推理した「自販機の位置」が かなり正しいことを意味する わけですね。 「新しく生まれた仮説」が 正しいかどうかは、 そこに 色々な値 を代入しても、 常に 真 であることから 立証されるものですが… ヨコハマ買い出し紀行の 舞台探しも、 それと同じ だと思うのです(^^ |
セリフが少ない「ヨコハマ買い出し紀行」は、 それだけに、わずかな一言が 貴重なヒントになっている 場合があります。 『変に青く波のない水面』も、 その1つでした。 僕にとっては(たしか)初の 『他のサイトさんが未発見の、 自分の推理だけで場所を特定した』 思い出深い ヨコハマ名所 です。 ヒントになったのは、ココネの、 『山の中に変に青く 波のない水面が ありました』という一文… そして、アルファさんがココネに話した、 『くねくね曲がった谷の奥まで入りこんだ海』 という説明です。 ヨコハマは、海面上昇 の時代の物語。 彼女たちの会話から逆算すると、 この場所は、僕たちの暮らす 21世紀 には、 『くねくね曲がった谷になっている、 標高の低い場所』であると推察されます。 |
ただ 困ったことに、 三浦市近辺 は「クネクネ地形」だらけ… この点だけ見ると、 候補地は 10は下らない のです。 それで、なかば 特定を あきらめていた のですが… ある日 予想もしない方向から、 特定のキッカケを得る ことになりました。 「Google Earth」で 遊んでいたとき、 『大三叉路』の ちょっと南に、 おもしろい物を発見したのです。 それは、半島の中ほどに なぜかポツリと存在する 小さな池 でした。 この近辺は、周囲をグルリと木々に囲まれた 内部が分かりづらい土地 で、 実は僕も「Google Earth」で見るまでは、 この一帯は、ただ 深い森が 広がっているだけの場所だと、 長い間 信じこんでいた ほどです。 池の配置が あまりに珍しいので、 興味がわいて調べてみたところ… 実は その近辺が 『谷がクネクネと奥まで伸びている』 『谷の地面(標高)は 奥のほうまで低いまま』 な 場所だと分かって ビックリ仰天! ココこそが 探し求めた 『変に青く波のない水面』なのでは!? と すぐさま現地調査に乗り出し、 その調査結果から 確信 するに至った… というのが、経緯だったのです。 |
この確信に至るまでの詳細は、 『変に青く波のない水面 のモデルは 「元屋敷」ではありません』で 事細かく説明していますが、 キッカケとなったのは、 『くねくね曲がった谷の奥まで入りこんだ海』 という アルファさんのセリフ であり、 決定打となったのは、 『山の中に変に青く 波のない水面が ありました』という ココネのセリフ でした。 珍しいケースではありますが、 一見 到達不可能に思える場所が、 セリフ1つ1つを吟味してみると、 実は 大きなヒントが すでに提示されている場合がある という好例です。 |
「僕は、三浦半島近辺に住んでいないから…」と 腰が引けてしまっている君には、 ネットの 画像検索 の活用をお勧めします。 上手に利用すれば、 漫画内の舞台となった場所の 下調べ において 大きな力を発揮してくれます。 かくいう僕も、 もちろん 利用しています。 場所によっては バス停から往復5キロ程度 歩くのは 当たり前 の 三浦半島 … 勇んで訪れてみて「ハズレでした」では、 済まない場合も多いのです(泣) もちろん、然るべき情報を得るための、 適格な検索単語の選択 が求められますが、 「その風景が見れると推測される場所の 地名」 で 検索すると、比較的 必要な風景が 手に入りやすいように感じています。 |
ちなみに、 『Googleストリートビュー』を 使うという手もあるのですが… 「道路からの眺め」しか 得られないことと、 主要道路付近だけとはいえ、 外国の一企業が 日本国内の リアルタイム性の高い地理データ を 取得する行為を 容認するような不快感 があるので、 僕は極力 使わないようにしています。 …と、2009年 当時は言っていたのですが、 2017年 現在では バリバリ活用させていただいている 非国民な自分で ごめんなさい(切腹) (このページを書き直している 2024年 現在では、 すでに『ストリートビュー』は世界中(一部の国 のぞく)の 大半の小さな道路にいたるまで閲覧できるようになっており、 そら恐ろしさと 隔世の感があります。 こうした素晴らしいデータが、 他国による「侵略の際の下調べ」に悪用 されないことを、 1ユーザーとしては祈る事しかできません…) |
「ヨコハマ買い出し紀行」が 創作物 である以上、 そこには作者である芦奈野ひとし先生個人の さまざまな 思惑 や こだわり が 内包されているのは当然のことです。 逆に言えば、 「舞台となった場所を推理する」上で、 『芦奈野先生は、なぜ その場所を 選択したのか』を考える事は、 とても重要だと思うのです。 『単に 風景が美しかったから』? 『思い出の場所』? 『ダブルミーニング』? 本当の こだわりを持つ クリエイターほど、 さりげないが深い 自分の こだわり に 気がついてくれるユーザーや、 その こだわりに共感 してくれるユーザーを 楽しみにしているもの です。 彼らは、商人ではなく 作家 なのですから… |
だから 僕らも、 作中の謎 を追うときには、 作り手の思考に それだけの「こだわり」が あることを 常に念頭に置き、 それに応えられるだけの 深い洞察 を 磨いていくべき だと思っています(^^ そうでなければ、 作者さんの用意してくれた真実に 辿り着く日は、 きっと 永遠に訪れることは無い でしょう。 |
以前に、ある 現地系サイトさまのページで、 第4話の 最後の場面 の モデルとなった場所の写真 が 紹介されていたことがありました。 それは、野比海岸 の『久里浜病院』あたりから 西 に 向かって撮影された写真でした。 (この写真は そのサイト様のものではなく、 後年 僕が 同じ場所から撮影したもの になります) 野比海岸付近にあるといわれている 子海石診療所 から、 (おそらく)カフェアルファ へと 帰宅していく途中のシーンですから、 流れ的には おかしい所は無い ように思えます… ところが、 漫画内の背景の地形 を見ると、 ある 大きな矛盾 が あることに気がつきます。 (詳細は『子海石診療所からの帰り道』を ご覧ください) |
ここから 分かる事は… 他者が すでに見つけている場所でも、 必ずしも正解とは限らない という事実です。 推測で辿りつく以上、 そこには 追う人間自身 の 『単純な勘違い』 『知識の不足』 『自分の見つけたものへの盲信』 が 常に付きまといます。 だから、あなたも、 どこかのサイトで すでに紹介されている場所 だからといって、 完全には あきらめる必要は無い のです。 あるサイトの現地紹介を読んだとき、 「何か おかしい」という矛盾を感じたら、 自分の知識と足と目 で、 その矛盾の実態を 解き明かしに行けば良い のです。 |
そして、それは もちろん、 当サイトの 紹介・考察 とて 同じこと… もっともらしい顔をして 書かれている内容が、 客観的に見ると 矛盾を含んでいる かもしれません(笑) 他人の実績を認めつつ、 自分の信念も大切にする姿勢が、 『探求』には 不可欠 です。 君に、僕以上の 「ヨコハマ愛」と 執念があるのなら、 僕の屍を 越えて行け!! (生きてますが) 作品を より深く知ろうとする思い がある限り、 連載は終わっても、 『ヨコハマ』の 魅力は あなたの中で永続する のです… |
いやはや… 「軽ーく、コツをまとめたらんかいw」 と思って 書きはじめたページでしたが、 まさか ここまで 長大 になるとは… あまりに書いてて キリが無いので、 結局、全テクニックのうちの 3分の2 … かつ、サワリ程度 に とどめざるをえない結果となりました。 考えてみれば、 『現地考察』こそが 当サイトの背骨… それを 1ページ で 語りつくそうという考え自体、 ムチャな思惑 だったのかもしれません(苦笑) でも、このページを機に、 新しい 現地系サイト が 生まれてくれたら、うれしいだろうなぁ…(^^ |
あと もし、 『ここまで 自力で調査したのですが、 決定打が得られません…』 という現地考察を お持ちの方は、 ぜひ ご相談ください。 三浦半島近辺に関して それなりに写真資料も持っているので、 お力になれるかもしれません(^^ もちろん、僕自身も まだ、 100ヶ所 近いヨコハマ名所が 未特定のまま ですから、 『ヨコハマ現地考察』のゴールは、 まだまだ まだ 遥か彼方… 長くも 楽しい旅路です。 多くの「ヨコハマ」ファンの皆さんと共に、 この道を歩いていきたいです(^^ |
最後に、僕が 2008年末 に、 mixi の「ヨコハマ」コミュ で 『舞台となった場所さがし』に関して 発言したコメント を 載せて、 当コンテンツのシメと させていただきます <(_ _)> 縄文海進 を 基盤としつつも、 そこに作者である芦奈野先生の お遊び と… 思い入れ が 加味された世界。 それが「ヨコハマ世界」だと思っています。 一方で「芦奈野ひとし」というクリエイターからは、 旅人特有の「思い出を大切にする」姿勢 を いつも感じています。 「男性の旅人」共通の心理である、 自分の心の秘密基地を守りたい 気持ちと、 一方で 少数の誰かにコッソリ耳打ちしたい葛藤 … 僕が ヨコハマのモデルとなった土地を 追い求めるのは、 そんな 芦奈野先生の 耳打ちの声 が 本編から かすかに響いてくるからかもしれません。 |
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