【広告】


Index現地
大楠山(山頂編)


大楠山 ■ 大楠山
(山頂編)
神奈川県 横須賀市
最寄 京急バス『大楠芦名口』
『大楠登山口』『前田橋』
撮影 2006 / 10/10 他




2007年10月、ばくさんの大楠山旅行日記を読んでいて、
ふと肝心なことを思い出したので追記します。




自分が初めて 大楠山 に登った 2003年10月
(今から4年前ですね)のことなのですが…

早朝に出かけたため、
朝9時半ごろには 大楠山 山頂 に着いたのですが、
展望塔の根元にある入口に カギがかかっている のです

初めてだったので よく分からなかった自分は、
てっきり「もう使われていない展望塔」だと
思いこんでいたのですが…



午前10時ごろになって 麓から登ってきた おばあちゃんが
山頂の店「大楠山ビューハウス」のドアを開けました。
(店主か 店員さんなのでしょう)

で、その中で おばあちゃんと世間話をしていると、
「展望塔に登ってくかね? 登るならカギ貸すよ?」
という 予想外の お言葉。


どうも、おばあちゃんが
展望塔の管理もしている ようなのです。

(その話しぶりからすると、当日は やや風が強かった ので、
展望塔を開けるつもりは無かったのかも…
あるいは 遠く(東京)から来た僕のために、
特別に開けてくれたのかもしれません)



なので、あまり朝早く(多分、午前10時前)に行ったり、
天候そのものが悪い場合は、展望塔に登れない可能性がある

という事を、一応 頭の片隅に憶えておいて下さいね。





2023年 12月サイト引っ越し の準備で
実に久しぶりに 上の文章をチェックしていたのですが、

「あれから丁度 20年も経っているので、
あるいは おばあちゃんも亡くなられて、
世代が変わっているかもしれないなぁ…」
と、
ちょっと しんみりしてしまいました。



それで、現在の『大楠山ビューハウス』の評判を
Google で調べてみたところ…

なんと、少し前から
『臨時休業』が続いてしまっているようです…

あの おばあちゃんが、
体調を崩すか 亡くなられるかしたという事だろうか?

20年の月日の重みを感じました…



(個人的な長文に お付き合いくださり、ありがとうございました。
以下、『大楠山 山頂』の紹介 をお楽しみください)








いずれかの登山道を経て
ここまで来た あなた…

おつかれさまです、
山頂 に到着です!

大楠山 山頂



とりあえずベンチに座って
ゆっくりしてみましょうか?

ベンチのあたりでは、運が良ければ
野良猫(?)に会えるかもしれません。


小さな お店「大楠山ビューハウス」を覗いて
店主(店員?)の おばあちゃんと世間話をしたり、
店の前にある「サンガリア」の自販機 の珍しさに
驚愕(笑)するのも良いですね。

大楠山 山頂




さて、一息ついたら、
『展望塔』に登りましょう。

そう、この「直径20センチほどの鉄柱に
螺旋階段が巻きついているだけの、
なんか頼りない展望台」
にです(失礼な)

大楠山 山頂


途中に 分岐 がある上に
グルグル向きが変わるので、

テッペンまでの ほんの 10メートル弱の間に、
2〜3度 迷う かもしれません(笑)



ちなみに、
すでに 上に人がいる ときは、
ゆっくり丁寧に 登ることを
心がけてくださいね。

理由は、自分が てっぺんに登れば
分かります。





【下へ 続きます】



【広告】

 





(以下、高所恐怖症 の方は 閲覧注意で お願いします)


さぁ、ご覧下さい。

ここが 三浦半島 最高峰 の、
さらに頂点、『展望塔』です。

山頂の地面も、
けっこう下になってしまいましたね。


大楠山 展望塔




え、地震
足元が 揺れてる?

いえいえ 地震ではありません。
多分 それは の影響です。


この展望塔は 2本の鉄柱 だけで
支えられているため、

山頂に吹いてくる風にあおられて、
ユワン… ユワン… と、
小さくゆっくり揺れる事が よくある
のです。

大楠山 展望塔



風なんか 吹いてない?

ならば 耳をすませましょう。
下から登ってくる人
足音が聞こえませんか?

揺れやすい この塔は、
途中の階段を人が行き来するだけで、
結構 ユワユワ揺れてしまう
のです。

僕が先ほど、
ゆっくり登るよう お願い したのは、
そのためだったのです。

大楠山 展望塔



足音なんか聞こえない?

あぁ、それなら 地震 です。
ご愁傷様






それでは、展望塔からの風景を
グルリと見回してみましょう。



登った直後には、あなたは
南西相模湾 のほうを向いているはず。

晴れていれば、相模湾の海面に
太陽の光の粉が まぶしくゆれている
ことでしょう。

大楠山 展望塔



ただ、西の真正面にある鉄塔が
(景色を見る分には)
ちょっとジャマですね…





少し左(南)を向いてみましょう。


下にある建物の方向に ズッと彼方を見ると、
長く出っぱっている地面 がありますね。

あれは『荒崎公園』のある
長井 のあたりです。

大楠山 展望塔



その もう少し彼方の、
長井の 5分の1もない小さな岬

あれが『黒崎の鼻』
カフェアルファ の 建設予定地です。

大楠山 展望塔



空気がすんでいれば、
さらに彼方に 大島 が見えるのですが…

この日は ちょっとダメでした(苦笑)




【下へ 続きます】



【広告】

 





続いて 南東 です。

この方向は、三浦市全域を
見渡すことができますね。


大楠山 展望塔   大楠山 展望塔



中心あたりに、
ちょっとだけ ふくらんで、
左右に割れている場所
があるのが
見えるでしょうか?

あれが『岩堂山』です。


三浦市 最高峰 なのに、
こうして見ると平地と大差が無く
(正確には三浦市全体は ゆるーい円錐なのですが)
その ちっぽけさに、
ちょっと 哀愁 すら感じさせます。



東(左)の端は 雨崎 ですが、

そこから さらに彼方を見てみると、
うっすらと 洲崎 の姿が。

実は 大楠山 からは、
剣崎洲崎
ほぼ一直線に見えるのです。

子海石診療所 の近くで
長年 置きっぱなしになっていた 水上艇 は、
アルファさんのリモートコントロールで、
これらの間を走って
太平洋に消えていった
のです。






雨崎 から、さらに左(東)に目を移すと、
ポコポコと ふたこぶの山 が…

西の 武山、東の 砲台山

そして『NTT横須賀研究開発センター』
見えています。


大楠山 展望塔   大楠山 展望塔



実は 砲台山の後ろに
もう1つ 山がある のですが…

小さくて隠れてやんの(泣)



ちなみに、第63話
アルファさんが乗っかっているのは、
ここ大楠山の 展望塔 のようです。

経年劣化でボロボロの展望塔に、
よくぞ登ったものですね…(苦笑)

で、そんな彼女の背景に見えていたのが、
まさに この方角の風景 と思われます。

(漫画内の風景と 実際の風景には、
鉄塔の数などに いくつか違いがありますが、
彼方に「NTT」が見えている事と「砲台山」との位置関係、
そして、それらを高所から見おろせるポイントと考えれば、
ここ 大楠山の展望塔をおいて、他にはありません






今度は 北東です。

この方角には 横須賀 の街
北の町)があります。


大楠山 展望塔   大楠山 展望塔



海には 猿島 も浮んでいます。

猿島の すぐ上(東)に見える
切れ端のような島は、
『第2海堡(かいほ)』です。


さらに彼方の 房総半島には、
富津火力発電所 も見えてますね。




ちなみに これは、
たまたま撮影に成功した
『海ほたるPA』の写真です。
(彼方の海上に見えている ゆるやかな橋が
『東京湾アクアブリッジ』です)


大楠山 展望塔からの「海ほたるPA」


「大楠山 山頂」からは、直線距離で
33キロ ほども離れている
のですが、

天候に恵まれると
こんな遠くの建造物まで
撮影できてしまうのですね(^^


「海ほたるPA」は
『ヨコハマ買い出し紀行』の作中では
登場しませんが、
画集 には登場しているそうですが)

芦奈野先生の作品の1つ
『カブのイサキ』において、
海上飛行場として描かれたことのある
「芦奈野 名所」の1つ です。




【下へ 続きます】



【広告】

 





続いては です。


大楠山 展望塔   大楠山 展望塔



横須賀 の軍港の彼方に見えているのは、
ヨコハマ にそびえる ランドマークタワー
ではないかと思われます。





「ヨコハマ〜」とは関係無いですが、
北北西の、眼下の ゴルフ場
見おろしてみましょう。

大楠山 展望塔


この方角は 斜面の角度が急なので、
景色もダイナミック です。






グルリと一周してきて、
西(西北西)を見ると…

そこには 江ノ島富士山 の姿が!

大楠山 展望塔


…と 言いたいところなのですが、
この写真を撮りに行った日は、
残念ながら見えなかったのです 富士山


とほほ…



さらに左を見ると
『レーダー雨量観測所』の白い塔が…

大楠山 展望塔


江ノ島と、このの間の、
中央 やや右に見えている丘が、大崩 です。

この丘の すぐ向こうに、
『北の大崩れ』があるわけですね。






いかかでしたでしょうか?
『大楠山 展望塔』


ヨコハマや 三浦の知識をたずさえて
この場所から 360度を見回すと
本当に いくらでも発見があり、

この半島の、その小さな体に秘めた
さまざまな魅力
を再確認できます。



さて、そろそろ
日も暮れてきたようです。

夕日に照らされて、
薄もやの中に 富士山
浮かび上がってきました。



大楠山 展望塔   大楠山 展望塔




今日は もう帰りましょう。

木々に囲まれた大楠山の 登山道 は、
夕方以降は怖いほど真っ暗ですし…


おやすみ、大楠山

また必ず 会いに来るよ。


大楠山 展望塔   大楠山 展望塔




【下へ 続きます】



【広告】

 





そうそう。 この大楠山ですが、
「ポストカード・ブック」内の地図では
Mt.Kusu(楠山)と表記されています。


夕凪時代の大楠山



なぜ、『大』が取れてしまったのでしょう?


思うに、水面上昇にともなって標高が下がり、
大楠山が「大〜」を冠するに値しない存在
なってしまったから
ではないでしょうか?



…と、先日までは
考えていたのですが、

241メートル の山が
230メートルほど に下がったからって
「大」取りますか 普通?


夕凪時代の皆さんは 厳しいなぁ…(笑)






2010年 6月

大楠山の展望塔を、
もう少し近い位置から撮影してきました。
(「大楠山ビューハウス」の屋根の上からのものです)






この日は 小雨がパラつく天候でしたが、
それでもかなり彼方(小田原・房総など)まで
見渡せたのはラッキーでした。

雨が、地上付近の塵を
洗い流してくれたおかげでしょうか?


今は亡き父に、
最初で最後の「三浦旅行」を
させてあげられた日の1枚
です。

(ヨコハマと関係ない話で ごめんなさい(笑))




【下へ 続きます】



【広告】

 


[ 戻る ]