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北の大崩れ |
■ 北の大崩れ
(長者ヶ崎) | |
神奈川県 横須賀市 秋谷 | |
最寄 京急バス『長者ヶ崎』 | |
撮影 2006 / 08/31 他 |
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現地への アクセス としては、 京急『新逗子』駅 から バスに乗るのがオススメ。 「逗6」系統(「長井」「芦名」「佐島マリーナ」 「市民病院」行きなど)のバスに乗り、 バス停『長者ヶ崎』で降りましょう。 注意点は、「葉山」行きに乗ってしまうと、 『長者ヶ崎』から1キロほど離れた 葉山御用邸前の 交差点 で、 バスが終点になってしまう こと… もちろん、南に向かって15分も歩けば 目的地に着けるので、 ちょっと地元の雰囲気に触れてみたいときは、 あえて選択肢に加えるのも一興かと。 |
「北の大崩れ」は、 アルファさんと アヤセが 初めて出会った場所でもあります。 2人は、第19話に、 この場所で知り合いました。 彼らのいる 駐車場跡には、 大きな岩 が1つ描かれていますが… この大岩には 21世紀当時には、 『長者ヶ崎 海水浴場』と書かれた 石柱が立っていました。 |
付近の、なだらかで直線に近い 海岸線の中にあって、 やや突き出したような地形の 「長者ヶ崎」は、 北に広がる 海水浴場 と、 南に続く 三浦半島 南部 を眺める意味でも、 非常に 景観に恵まれた場所です。 |
『長者ヶ崎』の先端部は 立入禁止区域 … というのは先述のとおりですが… 2007年の4月に訪れたとき、 たまたま 干潮 に出くわしました。 いつもは島になっている部分が、 海中から姿を現した砂浜と岩場でつながり、 完全な 岬 になっていて 仰天。 長者ヶ崎の南斜面の下に 砂浜があったなんて、初めて知りました。 |
ただ、こうして高台から見ている限り、 あの人たちが おだやかに遊ぶ様子は どう考えても「許可を得た特定の人々」が コッソリやっている事とは思えません。 やはり 単に 一般の人々が 「立入禁止」の看板を無視して 遊んでいるだけではないでしょうか? …などと 30分ほど悶々と試行錯誤した自分は、 「自分ルール」を設定することにしました。 『私こと「ふき」の 岬への立ち入りを、 20分間だけ許可する』というものです。 あの人たちだって やってるんだ、 何が悪い(犯罪者思考) 一応、付近を見回し、 「数100メートル以内に お巡りさんがいない」 ことを確認して(小心者)、岬へ GO! |
戻って、ちょっと安心して 冷静になってみると、 「けっこう 地元 の人は 普通ーに行き来しているのかもなぁ…」 とも思いました(苦笑) 国や警察が「ダメ」と言っても、 地元には地元の、 今までやってきた生き方 があるものです。 そして 多分、 地元警察も 黙認 しているのでしょう。 それは、お互いにとって とても良いこと だと 個人的に思うのです。 (このページを 新サイト用に書き直している 2023年12月に この一件を振り返ると、特に それをヒシヒシと感じます。 この15年ほどで、日本(日本人)は 本当に変わってしまいました。 過去の暮らしや価値観を全否定し、 少しでも現行のルールから外れた人を見つけては、 『正義・規範』をバリアにして猛攻撃を加え、 ときに社会から抹殺しようとまでする… 社会の本質は「流れ」だと僕は考えています。 その流れを停滞させるような、 『現実を無死した正義やルールに固執』したとき、 社会は静かに確実に 壊死(えし)していく のです。 漫画のファンサイトで語る内容じゃない、ですか? うん まあ そうですが(笑)) というわけで 皆さんも、 もし タイミングが合ったときは、 干潮時に岬部に渡り、 夕凪時代には決して味わえない 不思議な景色 を、 自己責任で 体験してみてくださいね(^^ (繰り返しますが、現地に『立入禁止』の看板がある以上、 「本来は」入ってはいけない場所なのですから…) |
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