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湘南湖を見渡す岸


湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行 ■ 湘南湖を
見渡す岸
神奈川県 茅ヶ崎市 下寺尾
最寄 不明
執筆 2025年 08月31日
最終更新日 2025年 09月01日



住み慣れた「三浦半島」を旅立った
アルファさんは、

『鎌倉の入り江』『江の島の見える丘』
『神奈川国 国会館』
を経て、

かつて 相模平野 と 呼ばれていた
汽水湖『湘南湖』を 見渡せる
岸に辿り着きました。


彼方の やや右には
『大山』と思しき稜線も連なっています。


湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行



上記のように、
ここまでの行程
かなり詳細に分かっており、

さらに ここからは
「湖を左に見て」進み(北 〜 北西)、
最終的に『うなぎや 海老名店』
(海老名市内の どこか)
宿泊しているため、

アルファさんのいる場所が
「相模平野の東の やや高い場所」
であるのは ほぼ確定です。



また「左右」(南北)に
やや広い視界が得られる場所

でもあるようです。

(つまり、斜面が「西」を向き、
似たような標高が「南北」で続いているような地形)




さらには、
アルファさんの眺める風景の
見え方からして、
(コマの真ん中の木や、右の彼方の建物の見え方 など)

彼女のいる場所の高さは
高くても せいぜい 20メートル程度

「現代における標高が、
30メートル前後を超えない場所」

と 考えられます。

(夕凪時代は、現在より 12メートルほど
海面が上昇した世界だからです。

ちなみに 僕は「現代の長者ヶ崎(北の大崩れ)の駐車場から見た海」と
見え方が似ていると感じています。
だとすれば 高さは「15メートルほど」という事になります)







と、これだけタップリと
ヒント が あれば、
特定は いともたやすい 気がしますが…

どうしてどうして、
意外に これが 難敵 なのです。



その最大の理由は、

『湘南湖(相模平野)の東の
ゆるい斜面は 防風林などが多く、
漫画内のような「広い視界」を
得られる場所が少ない』

ことに尽きます。


正直「地形的に 合致しそうな場所」なら
いくらでも見つかるのですが、

『木々に遮られて、漫画内のような
広々とした風景にならない」ために
候補から外したケース
は 数知れず…


それが
いまだに このヨコハマ名所を
特定できない
大きな原因なのです。





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それでも、

何度も何度も『神奈川国 国会館』
(の 候補である『茅ヶ崎市 小出支所』
から 相模平野へと降りていく斜面一帯

Googleストリートビュー
走り回り続けた結果…

良さげな場所2つ
出会うことができました。



1つは、下記写真の場所です。

湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行   湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行

(右写真は、左写真を少しズームさせたものです)



ここは
「茅ヶ崎市 小出支所」
西南西1キロ ほどの斜面にある道路で、

これまで重要視していた、
『県道47号線』(小出中央通り)
少し南に位置します。


湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行

バス停留所『カトレアホーム・湘南さくら病院前』から、
微妙に坂道を下った辺りです)




下寺尾 という町の中にある、
県道47号線の南の「大岡越前 通り」
入るための小道の風景なのですが…


「地形的に言えば、ここなんか
かなり良さげなんだけどなぁ…」

オレンジ人形を Googleマップに
落とした途端に
この風景が出たときには、
本当に驚きました。






この場所は、

すぐ西に下がった所にある
『茅ヶ崎市 北陽中学校』
敷地のおかげで視界がひらけ、
意外にも 西への展望が きく のです。



さらに、この道路の近辺には
「北」の住居への横道 が あり…

つまり
「南北に、似たような標高が
続いている地形」
でもあるのです。

(そのため、もし本当に この辺りが「湘南湖を見渡す岸」だとしたら、
アルファさんが一息ついたのは道路上ではなく、
現在 住居が並んでいる一帯のどこか だと思っています)



湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行



ちなみに「国土地理院」のサイトで
近隣の標高 を 計ってみたところ、
「30メートル前後」と 高さもバッチリ。


国道47号線 から
数100メートルしか離れていないので、
アルファさんの徒歩の旅の障害にも
ならない
はずです。



Googleストリートビューの写真は
残念ながら 西日が重なって
『大山』が目視できません
が、

かなり 漫画内の風景に近いものが
得られる場所なのでは?

手応えを感じています(^^


湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行   湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行





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さて、もう1つの場所 は 下記です。


湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行   湘南湖を見渡す岸 ヨコハマ買い出し紀行

(右写真は、左写真を少しズームさせたものです)


これは、
『大岡越前 通り』『小出川』が交差する橋から
少し東にある 坂を上ったあたりです。


前方の橋までの道を見れば お分かりの通り、
一気に標高が変化する(丘のような)地形なので、
意外に広い視界が確保できる場所 です。


写真では、
左右に 壁や 草が生い茂った所が
あるため 狭く感じますが、
標高自体は左右(南北)で安定しており、
夕凪時代に「広めの湖岸」になる
可能性の高い場所
なのです。



少し残念なのが「標高が低い」ことで、
現在で 15メートルほど しかありません。


夕凪時代の海面上昇(12メートル)で
水没することはないのですが、

水面から3メートルほどしかない標高は、
ちょっと 漫画内の風景とは
合致しづらいように思う
のです。






それでも、
先ほどの場所といい ココといい、

下寺尾 には
「ハッとさせられる場所」が 多くて、
ストリートビューで回っていて
本当にドキドキ(笑)させられました。




『小出 中央通り』(県道47号線)の 辺りは、
大きな道路を造るにふさわしい
ゆるやかな斜面 が 多いのですが、

下寺尾近辺は
所々に 急激なアップダウン があるため、
かえって 漫画内に近いものを感じさせる
風景に 出会えることが多い
のです。


今回の調査は、
本当に 驚きの連発でした(^^





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ちなみに 15年ほど前に
ある古参ファンの方から、

この場所のモデルとなったのは、
茅ヶ崎市 甘沼の
『スリーハンドレッド・ゴルフクラブ』

であるという情報提供をいただいた事を
最後に記載しておきます。

(どなたであったかを失念してしまいました。
も、申し訳ありません…(汗))



茅ヶ崎市 甘沼 スリーハンドレッド・ゴルフクラブ

(上写真は、2025年現在のストリートビューのものです)



ただ、たしかに この場所
(ゴルフクラブの入口付近)
からの眺めは素晴らしいのですが、

「ちょっと 標高が高すぎるのでは?」
という点が気になってもいます。
(今回 調べた所「標高 45メートル強」のようです)



「では 少し標高の低い所であれば
合致するのでは?」

とも 思ったのですが、

西に坂を下るに したがい、
ゴルフクラブの斜面自体が
「大山」を隠してしまい


さらに進むと 一気に標高が下がって
標高が麓の町と大差なくなってしまう
のです。
(入口近辺だけが 急激に高いわけですね)


漫画内のような
「左右」(南北)に広い視点とも、
少し違うように思えます。



また、このゴルフクラブ入口は、

『神奈川国 国会館』
「茅ヶ崎市 小出支所」で間違いなければ

そこから 南に2キロほど下る 必要があります。


徒歩で「北」を目指していた
アルファさんにとっては、
微妙ではありますが 遠回りのルート なので、
その点にも疑問を感じています。





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