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トテテ坂


トテテ坂 ■ トテテ坂
神奈川県 横浜市 ?
最寄 不明
撮影 2015 / 08/03



『トテテ坂』とは、
第33話 に登場した坂です。


ヨコハマ に買い出しに訪れた
アルファさん が、

ある程度「紅葉山商店街」
近くなったあたりで、

小高い丘からバイクで「トテテテ」
降りてきたことから、
ヨコハマファンが付けた名前が「トテテ坂」


ナイスネーミング ですね(笑)





現地系ヨコハマファン の間では、
比較的ポピュラーな場所なのですが、

自然あふれる 三浦半島 への愛が先に立って、
市街地である 横浜 のチェックを
延ばし延ばしにしていた自分は、

恥ずかしながら 長年、
その正確な位置すら知らずにおりました



それが 先日、
ようやく「Googleストリートビュー」
現地を確認してみよう という気になり、
「紅葉山商店街」とあわせて
調査してみた
のですが…


ちょっと 違和感 があったため、
「現地」(確定情報)ではなく、
「探す」(調査中)カテゴリ で、
紹介することにしました。



以下に、
自分の感じた違和感
まとめていきますので、

将来、この坂の候補地を探す 方が
いらっしゃいましたら、
ぜひ 参考 にしてみてくださいね。




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現在、ヨコハマファンの間で
最も可能性が高いと言われている候補地は、

『老松町の 老松住宅4号棟 から、
東の道路に下っていく坂道』

になります。





作中の描写にある、
「マンションらしき建物のある丘の上から、
丘のふもとの大きめの道路に合流する」

という意味では、
たしかに よく合致しています。

位置的にも、
「紅葉山商店街」の近く です。






しかし、この坂道には、
いくつか腑に落ちない点
存在します。



まず、『作中の描写に比べて、
坂道が ずいぶん細い』
点です。

(下写真の左は「丘の下」から… 右は「丘の上」から、
この坂道を撮影したものになります)


  



もちろん、芦奈野先生が
画面的に見栄えが良くなるように
「現実をベースにしながらも、
ある程度のアレンジを加えて描いている」

可能性もありますが…

それにしては、あまりに
作中の描写が 具体性に富んでおり
単なる想像の産物とは、ちょっと思えません



また、先生は、
「ご自身の過去の思い出」に基づく
風景アレンジをほどこされる場合がある

のですが 『北の町の公園』など)

現在の この細い坂道が、
かつては 2車線ほどもある
シッカリした幅広の坂道だった
とは
ちょっと考えられないのが 正直な所です。




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また、位置的にも
首をひねるものがあります



先ほど
紅葉山商店街 の近くにある」
と 書きましたが…


実は この坂、
商店街に近すぎて、
使用する意味が無い
というか、

西から商店街を目指して走ってきたときに、
「かえって 遠回りになってしまう」

ような位置に存在しているのです。


トテテ坂近辺の地図

(上画像の、青い線が「紅葉山商店街」
赤い矢印が「トテテ坂」です。




この図から 分かる通り、

左(西)のほうから
商店街を目指して来たとき、
赤い矢印の場所を通過する必要は
まずありません
し…


この坂近辺を通る場合も、
無理に坂を南に下らずに、
逆に 細道にそって上(北)へ向かったほうが、
商店街の入口となる大きな交差点
楽に到着できる
のは、見ての通りです。





加えて、
作中のコマ をよく見てみると、

アルファさんの降りてくる坂道の手前には、
カートを引く女性の姿からも分かる通り、
「画面に対して左右方向…
つまり、坂道に対して ほぼ垂直に、
大きめの道が横たわっている」
ようです。

トテテ坂



この点でも、
合流する大きな道路に対して
ほぼ 平行(するどいV字型)に位置している

「老松住宅の 坂道」は、

作中のトテテ坂と 配置的に異なり
モデル地と断定するには
ちょっと弱いように思うのです。

(これは 僕だけの意見ではなく、
他の 現地考察系の先人たち のコメントを見ても、
「なにかイメージが違いますが…」 「本当に ここなのかな?」
という感想が多いことから考えて間違いないと思っています)





建物と 近辺の道路は、
コマを観察してみたところ、
「下図のような位置関係」
なっているようです。

トテテ坂



下手っぴ な絵で 申し訳ないですが(笑)、
皆さんが候補地を探すときのヒント として
使ってもらえれば うれしいです(^^






以上から「トテテ坂」は、
かなり以前から候補地が挙げられている
ポピュラーな場所でありながら、

実は モデル地と断言するには、
まだまだ調査を必要とする、
不確定な場所の1つ
であることが、
お分かりいただけたのではないかと思います。



こうした疑問点を解消できる場所を
しぼりこんでいくことで、

いつか
「より 作中の風景に近いモデル地」に、
ヨコハマファンの誰かが
辿りつけるかもしれません。



僕自身も、今後 長期的に
追っていくつもり
ではおりますが、

もし 僕よりも先にモデルとなった場所に
辿りつけた方がいらっしゃいましたら…

そのときは
ぜひ、ご連絡くださいね(^^




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