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北の町の公園(横須賀市 平和中央公園) |
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■ 北の町の公園 (横須賀市 平和中央公園) |
神奈川県 横須賀市 深田台 | |
最寄 京急『横須賀中央』 | |
撮影 2006 / 11/08 他 |
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アルファさんが たまに 「個人的イベント」として訪れる公園 で、 夜になると、現在は海中に没している、 かつての市街地一帯にズラリと広がる 街灯たちが放つ 光の群れ を 見おろすこともできるポイントです。 住む人がいなくなっても、 個々の街灯に太陽光発電か何かで 電力が供給され、 今でも稼働し続けているのでしょう。 その光景は あたかも、 地上の天の川 のように美しく… 夕凪時代の人々の現実を象徴する 「街そのものの お墓」のようで、 哀しげでもあります… この公園のモデルとなった場所は、 横須賀の『中央公園』と見られています。 『北の町』(横須賀市街地)の 最寄であること。 観音崎 が 出っ張って見えるほど 海に近いこと。 海岸線に垂直な方向に 猿島 が見えていること。 …の 3点から、 僕も間違いないと考えています。 (この公園は、かつては「横須賀(市) 中央公園」と 呼ばれていましたが、2023年に調べなおしてみたところ 『横須賀市 平和中央公園』という名称に替わっておりました) |
さぁ、公園に到着です。 ![]() 漫画内で1つ不思議なのが、 この公園を訪れたアルファさんが、 『なんか感じがちがうけど ここだ』 という不可解な発言をしている点… これが何を意味するのかは不明ですが、 たしかにアルファさんと子海石先生が 夜景を見下ろす「円形のコンクリの壁」… こういう壁は、僕の見るかぎり、 「中央公園」には存在しない のです。 (似たものはありますが、下写真のように、 もう少しゆるいカーブを描きます) ![]() ちなみに 自分、 アルファさんの一言や、 公園内の風景が漫画内のそれと異なることに どうしても納得が行かなくて、 一時期、別の候補地 を探して、 横須賀中を走り回ったことがありました。 そんな当時の僕の 四苦八苦(笑)の結果は、 こちら にまとめてあります。 よろしければ、 このページと あわせて お楽しみください(^^ |
さて、公園からグルリと周りを 見回してみると… 横須賀市街や、馬堀海岸・観音崎方面、 そして彼方に ヨコハマ を 見渡すことができます。 ![]() ![]() 海に目を向ければ、 近くに 猿島、 彼方に 房総半島 が眺められます。 ![]() ![]() 西をふり返れば、大楠山。 条件が良ければ、 富士山 すら拝める日もあります。 ![]() これだけの対象を一望できる という意味では、 非常に素晴らしいスポット なのですが… 残念なのが、 作中でアルファさん達が 外灯の群れ を見おろす 南東側の景色… 大きめのマンションが建ち並んでいるせいで、 観音崎方面の町の明かりが シャットダウンされてしまうのです。 ![]() ![]() (そのため現在は、やや密閉感のある 息苦しい夜景になってしまっています) マンションの建っている安浦地区は、 1992年に埋め立てが完了した 比較的 新しい町だとか。 漫画内の光景は、 「埋め立て前の かつての風景」を元に 想像で描かれているのかもしれませんね。 |
ちなみに、 この公園には 現時点(2006年)で 2回、 いずれも 午後6時ごろに訪れていますが… ほとんど 他の人に会わないのを 不思議に思っています。 カップルなどが大喜びで利用しそうな 場所に思えるのですが… 秋〜冬の夕刻は、 寒いから敬遠されるのかな? あるいは、どうせ夜景を見るなら 横浜 あたりまで行ってしまう のかな? 後者あたりが理由ではないかと、 個人的に推測しています。 ![]() |
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