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彼方にランドマークタワーの見える丘(弘明寺公園)


彼方にランドマークタワーの見える丘(弘明寺公園) ■ 彼方に
ランドマークタワーの
見える丘
神奈川県 横浜市 南区
最寄 京急『弘明寺』
撮影 2014 / 05/10



記念すべき 第0話 で、
ヨコハマ を目指す アルファさん…

ようやく目的地に近づき、
彼方に『ランドマークタワー』
見えるようになってきた 最初のコマ
(旧版1巻 20ページ 下部)なのですが…


先ほど何げなく調べ始めてみたところ、
このコマの舞台が判明した!

…ような気がする(笑)ので、
とりあえず資料を
まとめてみることにしました。



まず、この風景の場所の
ヒントになりそうな情報
を、
漫画内の風景から拾い上げてみましょう。


★おそらく、ランドマークタワーから
3〜5キロ程度 離れている

★ランドマークタワーとの間に、
広めの湾(現在は低地)が入り込んでいる

★400〜500メートルほど離れた低所に、
線路が残っている

その線路の下 を、
そこそこ大きな道路が通っていたらしい

★アルファさんのいる場所は、
けっこう高所 らしい
(標高50メートルか、それ以上)




また 当然ながら
それらに加えて、

ランドマークタワーを目指す
アルファさんが、通る可能性のある道


である必要があります。





以上の点から考えると、
アルファさんがバイクで走っている場所は、

『別所 IC』ではないでしょうか?



「別所IC」とは、横浜横須賀道路
インターチェンジの1つで、

ランドマークタワーまで
直線距離で6キロ強という位置にあり、
標高も 50メートルを超える
ちょっとした高台
に存在します。



このあたりから
ランドマークタワーのある北東を眺めると、
夕凪時代になると水没して湾となる
「大岡川」の 一帯

一望することができます



また、麓には
京急 の 路線 もあり…

その高架の下を『平戸桜木 道路』
くぐっていきます。



悪くない(漫画内の条件を満たしている)立地と
言えるのではないでしょうか?




ちなみに、ここから見える風景は、
下写真の通りです。



…て、Googleストリートビューの
画像
ですが(苦笑)


しかも、インターチェンジ内部からは
防音壁などで風景がシャットアウト
されてしまっているため、

「別所IC」の すぐ脇の
小さな一般道からの写真
ですが…(苦笑)




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ただ…

正直、こうして写真で
現地からの風景を見てみると、

ちょっと ランドマークタワーから
離れすぎている
のが気になります。



また、「別所IC」の麓のほうに
京急 があることは たしかなのですが、

「別所IC」からランドマークタワーに
向かって伸ばした直線が、
京急の線路と交わる箇所までは、
2キロ弱 もあり


漫画内の風景から考えると、
さすがに 遠すぎる ように思います。



だとすると ここは、
モデルとなった場所では
ないのでは…??




ただ、『ヨコハマを目指す』
アルファさんが通る道として、

「横浜横須賀道路」ほど可能性の高い場所が、
他にあるものでしょうか…?


うむ〜… どうしたものか?

 



いろいろと考えた末、

『まずは
「漫画の風景に 最も合致する場所」
を 探し出し、

「アルファさんが訪れた理由」は、
その後に 付近を調べて
考えてみてはどうだろう…?』

と、思いつきました。



実は、『別所IC』という
結論に至る前に、

「付近の見え方だけで考えれば、
ここが一押しなんだけどなぁ」

と 感じていた場所が、
1つあったのです。



それは、
『弘明寺(ぐみょうじ)公園』

正確には、
『弘明寺公園の、西側の斜面』
でした。



京急『弘明寺』
すぐそばに位置するこの公園は、

標高40メートル 程度と、
「別所IC」ほどは高くありませんが、

夕凪時代の 10メートルちょっとの
海面上昇を考慮しても、
まだ 30メートルほどの標高を
維持できる場所
です。



また、ここからであれば、
ランドマークタワーまでの
直線距離も 5キロ弱
と、
なかなか良い感じの値になります。



さらに、
近くには当然 京急の線路が存在 し、
その下には先述の『平戸桜木道路』があります。


西斜面から見たとき、
「平戸桜木道路」が 京急の下をくぐる場所までの
直線距離は 400メートル弱



これも、
漫画内の風景に よくマッチしている
のではないでしょうか?



下画像は、
「弘明寺公園」と「ランドマークタワー」の
位置関係を示したものです。


弘明寺公園とランドマークタワーの位置関係


画面左下の赤丸『弘明寺公園』
右上の赤丸『ランドマークタワー』です。


そして 青い範囲は、
「夕凪時代の 予想海面」です。





論より証拠で、
こちらのサイト様の写真 を ご覧ください。
(サイト『うぇぶかにほん』さん内)

弘明寺公園から撮影された この風景は、
漫画内の それと、
なかなかよく似ていると思うのです。



ちなみに 下の写真は、
『弘明寺公園』の北西の斜面を下りてきた、
おそらく 漫画内のコマの風景に
最も近くなると思われる場所
からの、
Googleストリートビューの写真なのですが…




この近隣は、
斜面にもシッカリ民家が並んでいるため、
ほとんど横浜方面への視界が確保できない
ようです。

そんな中、唯一このポイントのみ、
かろうじてタワーの下半分が写っていたため、
ご紹介いたします。




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さて、残る問題は、

『どうしてアルファさんは、
横浜横須賀道路(最寄りの「別所IC」)から
直線コースで 1.5キロほども離れている
こんな場所に、足を運んだのか?』

という点ですが…



実は、この 弘明寺公園

公園内に ちょっとした展望施設があって、
そこから横浜方面の夜景などを楽しめる、
展望スポット なのだそうです。



だとすると、
こういう事ではないでしょうか?


アルファさんは、
途中の休憩ポイントの1つとして、
景色の良い この公園に、
ちょっと立ち寄った
わけです。


で、一息入れ終わって、バイクで走り始めた
(公園の西側の丘を降りはじめた)のが、
漫画内の このシーン
だった
のではないか… と。


これなら、我ながら(笑)
うまく説明できているように
思えなくもないと思います。





…と、半日がかりで以上の情報を集め、

『いや〜、またまた
ストリートビューと 地図 だけで、
新たな「ヨコハマ名所」を見つけちゃったよ。
俺さま天才ですかwww? つか 神wwwww?』


と 浮かれあがっていたのですが…



「…もしかしたら、別のヨコハマファンの方が、
すでに この場所を見つけていらっしゃる
かもしれない」
と 謙虚な俺サマは気づき、

「ヨコハマ買い出し紀行 + 弘明寺公園」で、
ネット検索をかけてみましたところ…



なんか、普通ーに
いくつかのページがヒットして
(つまり、すでに何人かの人が、この場所を特定していた)
イスから転げ落ちました。


いやー… みなさん、凄いわ…




イイワケをさせていただきたいのですが、
自分、「横浜市近辺」の地理には
本当に疎い
のです



だから、今まで他所の
ヨコハマファンの方のサイトで、
この公園の紹介を見ていた時も、

『もっと ランドマークの
根本あたりにある公園のこと』だと
思い込んでいた
んですよね。

(それこそ『野毛山公園』あたりと
ゴッチャにしていた可能性も高いです)



ああ…
僕の半日の苦労が、水泡に…(泣)





でも、自分としては 初の、
「地図とネットのみを頼りに 特定した場所」が、
昔からのファンの皆さんが特定していた場所と
一致した(つまり、正解である確率が高い)
ケースの うれしさ
と…


「失敗談」というものは、
後から振り返ってみると、
結構 おもしろいものだ
という経験則から、

「これをまとめておく事は、
決して無駄ではないだろう」と考え、
時系列の日記調 にして、
皆さんに紹介してみた次第
です(笑)





最後に 現地へのアクセス ですが、

言うまでもなく、
京急『弘明寺』 から、
すぐ西にある 弘明寺公園 に登っていただければ
(できれば 西斜面も含めて)
漫画内と類似の光景に出会えると思われます。



ただ 困ったことに、
この「弘明寺」駅

京急『上大岡』の1つ手前という
中途半端な場所に位置
し、
(したがって、快特・特急が停まらない)

「三浦半島1DAYきっぷ」
乗り降り自由の範囲(『金沢文庫』以南)
からも外れている
ため、

都内から電車でアクセスする身としては、
なかなか足を運びづらいヨコハマ名所
なってしまっています。



自動車・バイクであっても、
横浜横須賀道路 からも 国道16号からも
中途半端に離れた立地は、

一度に複数のヨコハマ名所を楽しもうと
三浦半島に訪れたファンにとっては、
敬遠されがち
なのかも…?
と 見ています。

(それが原因で、場所が判明している割には
ネット上に ファンの訪問レポートが
ほとんど存在しない
のでしょう…)



僕も、いつかは写真を撮りに
訪れたいとは思っているのですが、
この場所だとなぁ。 う〜ん…



自分自身が訪れることを
視野に入れつつも、

一方で、「現地に気軽に行ける、
地元に お住いのヨコハマファンの方」の
レポート(ブログ日記など)
を、
他力本願に 待ちたい

とも思っております(笑)




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