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砂浜（野比海岸など） |
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■ 砂浜
（野比海岸など） |
| 神奈川県 横須賀市・三浦市 | |
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最寄 京急『YRP野比』 『三浦海岸』 | |
| 撮影 ★多数 |
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かつては、浦賀水道側に位置する 野比・津久井・三浦海岸・金田などに 幅広い砂浜 を有していた横須賀・三浦も、 夕凪時代の海面上昇によって、 その ほとんどが水没 … 子海石先生の 自宅の そばを含む、 ごくわずかな範囲を残すのみと なってしまいました。 アルファさんが 海の色のビンを サルベージ（笑）した砂浜は、 子海石診療所 のそばですが… その後、ココネと ２人きりで出かけたりした砂浜は、 ちょっと場所が違うように思われます。 （そばに診療所があるような描写が無い） 「ポストカードブック」の ヨコハマ地図 によると、 砂浜は、子海石診療所のそばから 西のほうに少しだけ広がっている ように思われます。 登場人物たちが たびたび訪れて泳いでいるのは、 多分 そういった方面の砂浜の１つ なのでしょう。 というわけで 今回は、 夕凪時代に メインの砂浜 になる 『野比海岸』の一部 と、 それに関連して 現在の 三浦市 の 砂浜の一部 を ご紹介しようと思います。 |
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まず現在の 野比海岸 ですが、 実は それほど砂浜は広くありません。 面積は そこそこあるのですが、 小石が多く、砂の蓄積が少ない ので、 砂浜としての魅力には乏しい感じです。 
夕凪時代に入って、 海面が湾岸道路より上まで上昇し、 『国立療養所 久里浜病院』がある丘一帯が 波で削られて、 砂浜 となっていくのでしょう。 下写真でいうと、 道路のあたりは全て水没し、 道路の左の「さらに数メートルほど高い一帯」に 砂が蓄積されて行く のでしょうね。 
（なお 2023年現在、久里浜病院 は名称を 『国立病院機構 久里浜医療センター』に変えています） |
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ちなみに この写真は、 野比海岸の写真を撮りに行った 2007年 3月 に、 海辺にドドーンと積まれていた 砂の山 です。 高さ ３メートル、 全長 数10メートルほど は あったでしょうか？ 
ダムの設置によって、 河川から海に流れこむ土砂の量が 極端に減ってしまい、 さらに 堤防が完備されていく事から、 全国の砂浜が失われつつある 昨今… 行政も、『なんとか子海石先生の 診療所の近くだけでも「砂浜」を維持せねば！』 と 必死のようです（違います） |
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以降は、 現在の 野比 〜 三浦海岸 〜 金田 あたりで 砂浜になっている場所 を、 参考までに見ていきましょう。 もちろん これらは、 夕凪時代には海底に没し、 ダイバーたちのみが楽しむ 海底の砂浜 となってしまいます。 「砂浜」の風景は、 野比海岸 の一帯のみが とどめる 希少な光景 となってしまうのです。 |
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まずは、野比海岸の 西端。 公園のある辺りです。 コンクリ階段で整備されて美しい反面、 広々とした砂浜としての趣きには乏しく、 狭苦しい風景です。 
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少し西に進んで、長沢 の砂浜です。 まだ ちょっと 狭苦しい砂浜ですね。 
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さらに西に進んで、 真打ち『三浦海岸』の登場です。 この近辺は、 そのネームバリューに恥じない 広さ・奥行き・砂量 で、 全てが 三浦半島トップクラス です。 
強いて 難点 を挙げるなら、 南房総 に 太平洋遠景を遮られて、 やや密閉感がある点 と… 
有名ゆえの 夏場の圧倒的な人出 でしょうか？ 
ただ、前者は 「他では なかなか見られない風景」 と考えれば むしろ美点ですし… 後者は、 良い観光地であれば 切っても切れない問題 ですから、 これをして「三浦海岸の難点」と 称してしまっては、 三浦海岸が かわいそう ですよね。 「三浦半島で砂浜を体験しよう」と思ったら、 決して外すべきではない名所 と 太鼓判を押せる観光地です。 |
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最後は、三浦海岸の南、 金田 の 砂浜です。 三浦海岸には劣りますが、 なかなかにタップリな砂の量 です。 
その割に あまり ネームバリューが無いのは… やはり、近場にトイレなどの施設が ほぼ皆無な 不便さゆえ だろうなぁ… と考えています。 以前は、コンクリボックス製で 昼間でも暗くて怖いながらも、 １つ公衆トイレがあった のですが… 2007年ごろから、 それも無くなってしまった ようです。 海水浴場として大々的に売り出す気が、 地元に無いのかもしれません。 （2023年になって あらためて調べてみたところ、 『金田海岸は、海水浴場ではない』という表記を ネット上で見つけて愕然としました（汗） 金田地区に お住いの皆さん、「地元に 売り出す気が無い」などと 的外れ なことを書いてしまい、本当に申し訳ありませんでした！） |
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