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台の原の お社


台の原の お社 ■ 台の原の お社 (高円坊 日枝神社)
神奈川県 三浦市 初声町 高円坊
最寄 京急バス『仲尾』
撮影 2006 / 11/08 他



三浦に飛行機で訪れ、
着陸せずに帰ってしまう お客様を、

地元の人々が地上から見上げて
ひとときの対面を行うポイント…

それが『台の原のお社』です。

(21世紀初頭には『高円坊 日枝神社』と呼ばれています)


バイクなら比較的 楽に辿り着けますが、
徒歩で行く方は 少々 注意点 がありますので、
以下の説明を参考にして下さい。





まず、京急『三浦海岸』を下車。

バス乗り場から
『衣笠十字路』行き「衣2」系統
に乗ります。


が、この系統は 30分に1本以下ペース
しか 走っていないので、

行きはバスでも、帰りは歩く ぐらいの
覚悟で出かけたほうが良いでしょう。

神社までは、片道で 2キロ少し
往復で 4.5キロ です。



バスに乗ったら、
1つ目の停留所を越えた辺りから
西(左)を眺めていましょう


民家が無くなってくると、
大根畑の向こうに、
漫画で見た姿そのままの
『台の原の お社』の林

見えてきますから…

台の原の お社(高円坊 日枝神社)


あれは ちょっと 感動 です。



降車は、
2つ目の バス停『仲尾』で。

降りると同時に、
「帰りのバスの時刻」も 確認
しておくことをオススメします。

(乗れる保証はありませんが、
もしかしたら 時間が合うかもしれませんから)


バス停『仲尾』





バス停から お社 までの 道すじは、
以下が お勧めです。

(「もう林が見えてるんだから大丈夫だよ!」と考えてしまった
三浦ビギナーのあなたは要注意です。
区画整理されていない畑にはばまれて、すぐそばの目的地に
一向に近づけず、予想以上に体力を消耗してしまう
のが
「三浦」という土地なのです。

だからといって、
誰も見てないからと「他人さんの畑を突っ切って
ショートカット」
するなど言語道断です)



台の原の お社へのルート
(クリック・タップすれば、地図が拡大されます)



まず、バス停『仲尾』から北東の道に入り、
50メートルほどで すぐに 左折します。


150メートルほど進んだら、
イビツな十字路があるので 右折


前方に見える「お社」と「富士山」の美しさに
感嘆の ため息をつきつつ 300メートル前進して、
ここで あえて T字路を 左折 します。
(このまま まっすぐ行くと「お社」の裏に行ってしまうからです)


すぐまた T字路があるので 右折




あとは 道なりに進めば
『台の原の お社』に到着です。

この最短コースなら、
700メートル・10分ほど
たどり着けることでしょう。

林のある「西」を目指しつつ、
左へ右へジグザグに進んでいく感じ

でしょうか?



ちなみに 下記写真は、
道中の風景の一部になります。


台の原の お社へのルート   台の原の お社へのルート

台の原の お社へのルート   台の原の お社へのルート




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『台の原の お社』は、
初声町 の ゆるい丘の上にあります。


最寄の ある程度 大きい道路は、
三浦海岸 から北へのびる
県道214号線 だけ…

しかも、広い大根畑をはさんで
500メートルも離れているため、
現地は 実に静かなものです。


台の原の お社(高円坊 日枝神社)   台の原の お社(高円坊 日枝神社)

台の原の お社(高円坊 日枝神社)   台の原の お社(高円坊 日枝神社)




あたりを見回せば、
『横須賀連峰』(武山・砲台山・三浦富士)や
大楠山 は もちろん、

視界が良ければ
江ノ島房総半島富士山 までもが
一望できる景観ポイント…


作者の芦奈野先生にとっても、
『ヨコハマ〜』が無ければ
自分の中に とどめておきたかった
「知る人ぞ知るポイント」
だったのかも知れませんね。


横須賀連峰




ちなみに『台の原の お社』という
名称についてですが、

ここから北に 500メートルほどにある
地名の 台原 から取って
芦奈野先生が名付けたか…

そもそも地元の方は 普通〜に
『台の原の お社』と呼んでいるのかも?





今回の写真を撮りに行った
2006年 11月8日 は、

ここしばらくの関東の悪天候も回復して
空がスッキリと晴れ渡り、

現地では すばらしい夕景を
眺めることができました。




この日の本来の予定では
「台の原の お社」へは
もっと早い時刻に訪れるつもりで、

予定がズレ込んでしまった結果、
本当に たまたま 夕刻に訪問
する事になっただけ
だったのですが…


オレンジに包まれる、
お社と 大根畑…


そして 富士山…


台の原の お社(高円坊 日枝神社)の夕景   台の原の お社(高円坊 日枝神社)の夕景

台の原の お社(高円坊 日枝神社)の夕景



夕方の ゆるい風の中、
お社ですごした心地よい 30分は、

僕にとって 本当に得がたい
すてきな思い出の1つ
なってくれました。




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さて、日を改めて挑んだのは、
京急『三崎口』 からの
徒歩コース。



『三浦海岸』駅から徒歩で回るケースを
上回る難度(距離)ですが、
三浦では珍しい 広めの平地
見られるルートでもあります。

ぜひ皆さんも お試しください。


ただし、
中盤には 一切 トイレが無い ので、
そのように準備をお忘れなく…





台の原の お社へのルート
(クリック・タップすれば、地図が拡大されます)


まずは、京急『三崎口』 から
国道134号 を 北へ1キロ。

途中で『おじさんのガソリンスタンド』
候補地(笑)の1つも通ります。



「初声交差点」に着いたら 東へ右折 し、
やけにまっすぐな道を延々歩きます。

初めは『初声小学校』『若宮神社』
などの「建造物」も目につきますが、

以降は、右に ゆるい丘、
左に 300メートル以上の奥行きをもった畑が
広がるばかりの光景がつづきます。


台の原の お社へのルート   台の原の お社へのルート



近年 整備された道のようで、
アスファルトもしっかりしており、
地元の自動車が走ることもありますが…

交通量は ほぼありません。



途中に「何かの石碑」(正体不明)があったり、
遠方に 大楠山 が見えたりもするので、
それらを楽しむのも良いかと思われます。


区画整理事業 記念碑   台の原の お社へのルート


…というか、それぐらいしか
変化がない
んですよ、この道(泣) 

(先述の石碑は、2023年12月に調べてみたところ
『区画整理事業 記念碑』だそうです)






そんな光景を2キロも見つづけた頃…

ふと、前方の丘の上に、
見覚えのある こんもりとした林 を、
あなたは見つけることでしょう。

そう、あれが
『台の原のお社』です!
(下写真、右上の林です)

台の原の お社へのルート



ただ、直接は登って行けないので、
道なりに左に迂回します。

下写真の風景を参考に、
時計回りに 500メートルほど歩けば、
ようやく『お社』に到着です!

台の原の お社へのルート   台の原の お社へのルート

台の原の お社へのルート


(途中で迷いそうになったら、
早めに地元の方に尋ねることをお勧めします。
人に出会えれば… ですが(苦笑))





『三崎口』 からここまで、計3キロ半
のんびり歩けば 1時間ほどの旅
という所でしょうか。


しかし この後、
バス停『仲尾』まで 700メートル…

運悪くバスがつかまらなければ、
『三浦海岸』まで さらに1.5キロ… と、
計6キロ 歩かなければならない
可能性もあるので、油断大敵です。


他のヨコハマ名所も
見てまわりたいときは、
軽めのポイント と 組み合わせるほうが
安全でしょう。




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最後は、昼間の青空の下での
『お社』の姿を…

緑が映えて、これも美しいですね。


台の原の お社(高円坊 日枝神社)   台の原の お社(高円坊 日枝神社)




後日 気がついたのですが、
この写真を撮ったのは、
冬至の日(の翌日)の お昼すぎ でした。

あと1日早く来ていれば、
浜松 から ちょっとだけ里帰りした
タカヒロ・マッキの 飛行機

見上げられたかもしれないものを…

無念。







さて、このページを書き直している今は、
2023年の12月

最後に『台の原の お社』を訪れてから、
実に 17年 を経ているわけですが、

この場所に関して、実は1つだけ
寂しい思い出がある
のです。


それは、このページの
最初のほうに置いてある
『彼方から見た、夕方の
「台の原の お社」と「富士山」』

の写真です。


台の原の お社(高円坊 日枝神社)



この写真、皆さんも きっと
気に行ってくださったのでは
ないでしょうか?

僕自身も、人生の中で屈指の
「自分が撮ったとは思えないほど
美しく心地よい写真」

と感じています。


ところが この写真、
サムネイルをクリック(タップ)して
拡大写真を見てみると分かると思うのですが、
サイズが「700 x 525」しかない のです。


どうして 他の写真のように、
今回の書き直しで「1024 x 768」の
大きめ画像
に差し替えていないのか…?



実は この写真、
初めて このページを作成し、
そこで使用するために編集していた過程で、

何を勘違いしたのか
『「700 x 525」に縮小したものを、
元ファイルと同名で 上書き』

してしまったのです…(泣)

(少しでも早くアップして
ヨコハマファンの皆さんに見せたくて、
つい操作をアセってしまったのです。

このミスに気がついた時は、誇張抜きで
ショックで意識を失いそうになりました



そのため、現存するのは
「700 x 525」の画素の荒い物のみ
で、
あの日の光景をクッキリと再現することは
もう二度と不可能
なわけです…



1つだけ良かったことを挙げれば、
この時の あまりに巨大なショックの おかげか、

同様のミスを犯したのは
後にも先にも あの1回かぎり


デジカメ写真を撮るようになって 20年、
5万枚ほどを撮影してきましたが、
あの 悲しい瞬間 を味わう不幸が
(現時点で)1回だけで済んでくれているのは、

失われた「台の原の夕景」への
深い後悔のおかげ
かもしれません。




…という、ヨコハマと ほとんど関係ない
自分語り を最後までお読みくださり、
本当に ありがとうございました(^^


なにげなく飾られている
デジカメ写真1枚にも、
そんなドラマ(笑)が秘められている
ことを
ふと 思い描いていただければ、

この駄文をおこした僕も 報われます(笑)


台の原の お社(高円坊 日枝神社)




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