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栗に死す


 ■ 栗に死す

栗に死す

執筆 2008年 08月10日 



三浦半島への帰路を行く アルファさんが、
旅先で会った おじさん から
ご馳走になったのは、

20センチほどもある
巨大な栗
でした。



しかも この栗、
その巨体に似あわず、
加熱中に ハジけ飛ぶ こともある
デンジャラスフード。


おじさんが板で
ガードしてくれていなかったら…

例えば、
道端で この栗を見つけたアルファさんが、
嬉々として1人で焚き火にくべて、
焼き栗の直撃 を食らっていたら

どうなっていたのでしょう?



『空想科学読本』の 柳田理科雄先生は
多分 取り上げてくださらないと思うので(笑)、
自分で計算してみた結果が、以下のとおりです。






大ざっぱに、栗の重さを「1kg」

板に直撃した栗が、頭上に跳ね上がって
落ちてくるまでの時間を「3秒」とします。



話を簡単にするために、
板との衝突時のエネルギー損失、
および空気抵抗は考えないもの

として計算してみますと…


板に衝突した瞬間の速度
時速 55キロ弱

跳ね返ったあとは、
上空10メートル ぐらいまで
上昇したと考えられます。
(この高さは、マンガ内の描写にも近い感じですね)



表面の硬い
一抱えもあるカボチャが、
自動車ぐらいの速度で直撃した
のと同等の破壊力

を 持っていたことになるようです。



アルファさんは、
死なないまでも
顔面が陥没 していた

かもしれません。


「ヨコハマ〜」なのに、
『攻殻機動隊』みたいな場面が
炸裂していた可能性が
あったわけですね、ゾゾゾ〜




『特産物は 地元で食え』
という言葉がありますが、

やはり地元で採れた物は、
地元の方の知恵にしたがって、
安全に 食したいと思う次第です。

( …意味が だいぶ違う気がしますが )




【下へ 続きます】



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