【広告】


Index現地関連
箱根の峠の 彼方の山


箱根の峠の 彼方の山 ■ 箱根の峠の
彼方の山
神奈川県 足柄下郡 箱根
最寄 不明
撮影 2020 / 11/17



『峠』とは、
『ヨコハマ買い出し紀行』連載終了後の
2006年 夏に、その後日譚の1つとして
描かれた短編です。


サエッタ子孫
(つまり、タカヒロ・マッキの孫以降)
と思しき 少女 が、

仲間である 全長 3〜4メートルもある
巨大な「カマス」
に 抱えられて、
東へ向かって飛び立っていく…


そんな お話です。





さて、そんな短い お話の中に、
ちょっと「現地考察ファン」の
心をくすぐるシーン
があります。


3コマ目の、
『やけに平べったくて、
真ん中にヘコミのある 彼方の山』

が、それです。



場所が「箱根」と判明しているので、

Googleストリートビュー
「芦ノ湖」「芦ノ湖スカイライン」
あたりを回ってみれば
すぐに判明するだろう、と考え…

とりあえず
「芦ノ湖」上の 南の辺り に、
ストリートビュー用の
「オレンジの人形」をドラッグし、
遊覧船からの風景と思しきライン 上に
ポトリと落としてみたところ…



なにか
いきなり「それらしい山」が
見つかった
ので、
驚きました(笑)


芦ノ湖湖面からの、二子山



山の名前は
『二子山』(ふたごやま)

正確には、北の「上二子山」
(鉄塔などが載っているほう)
南の「下二子山」の 2つの山の
総称(俗称?)になります。





「芦ノ湖」の南の水面上 からだと、
「2つの山の谷間」が
作中のそれより深く
見えます。


なので、
もうちょっと 南か北に移動すれば
漫画内の描写に近い視点
得られそう
です。



そう思って
Googleストリートビュー
走り回りまわったのですが…


「ストリートビューで撮影されている範囲」
に 限りがあったり


ほとんどの場所で
木々に視界をさえぎられたり して、

一向に 心から納得のいく場所
が 見つからず…


結局、以下に列挙するポイントを
見つけ出すのが精一杯
でした(とほほ)


以下、参考程度に ご覧ください。




【下へ 続きます】



【広告】

 





まずは、
「箱根峠」に 比較的近い場所
からの風景 3点です。


下の写真上は、
『箱根峠から芦ノ湖スカイラインに
入ったばかりの辺り』
から見た 二子山。

箱根峠近辺からの、二子山



続いては、
『箱根峠から、300メートルほど北東に
下った辺り』
からの 二子山。

箱根峠近辺からの、二子山



最後は
『道の駅 箱根峠』から見た
二子山です。

箱根峠近辺からの、二子山



漫画内より 谷間が深かったり、
下二子山の山頂付近がデコボコしている

のが、ちょっと気になりますね。



漫画内では、少女は
「ほぼ 山頂あたり」
歩いているので、

これらの写真より
さらに標高の高い場所から
二子山を見おろしていた

と思われるのですが…

残念ながら その範囲には、
Googleストリートビューによる画像は
ありませんでした。






続いては、
箱根峠から 北西に5キロほど行った、
『芦ノ湖スカイラインの レストハウス近辺』
から撮影されたものです。

方向的には、「二子山を 西から眺める」
感じになります。

芦ノ湖スカイラインからの、二子山



意外にも こちらからだと、
「上二子山」の山頂までもが
デコボコっぽく見える
のですね。





最後に、これはビックリ。

『箱根やすらぎの森』上空 から、
ドローン で 撮影されたものです。

『箱根やすらぎの森』上空からの、二子山



ある意味 視点(方向)的に、
最も「漫画内の それに近い」のが、
この写真かもしれません。


ちなみに、この写真の
「二子山の 右手前に見えている山」(要害山?)
山頂あたりから二子山を眺めると、
漫画内の風景に 最も近くなる
ように思えるのですが…


残念ながら、そうした画像は
見つかりませんでした。




【下へ 続きます】



【広告】

 





モデルになった場所は判明しているのに、
「漫画内」と 近似のアングルを
見つけられない
のは、
なんとも歯がゆいものですね。

(もちろん 漫画内の風景は、絵的に まとまるように、
芦奈野先生のアレンジが加わっている可能性も ありえますが…)



いつか 自分で自動車で
現地を訪れることがあったら、

ジックリと『二子山』を堪能できるポイントを
探索して回りたい
と思っています(笑)





なお、2023年 12月
このページを新サイトに移行させる際に、

あらためて 箱根 近辺を
「Googel ストリートビュー」
調査したのですが…


良さそうな場所から
「二子山」を眺めようとすると、
ほとんど必ず
『要害山が 一部の視界をさえぎってしまう』
ことに 気がつきました。



これは やはり、要害山こそが
『サエッタの子孫らしき娘が歩いていた山』
である 証拠ではないか…?
と、

現時点では確信している自分です(^^




【下へ 続きます】



【広告】

 


[ 戻る ]