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印象的な塔


印象的な塔(スカイタワー西東京) ■ 印象的な塔
(スカイタワー西東京)
東京都 西東京市 芝久保
最寄 西武新宿『花小金井』
撮影 2007 / 11/15 他



地元の「荻モーター」
バイクをチューンナップしたココネが、

その乗り心地の良さに
ちょっと遠出した先で立ち寄った、
以前から気になっていた 印象的な塔


その描写から、
21世紀にも実在する建造物であろう事は
予想がついていたのですが、

それが『スカイタワー西東京』
という建物だと知ったのは、半年ほど前、
他人さまのページによってでした。



ココネの状況に近い風景に出会いたくて、
日没近くに天候の良さそうな日
待ちつづけ…

ようやく先日、
訪れることが かないました。





当初、タワー最寄りと思われる
西武新宿『花小金井』(タワーまで徒歩1.5キロ)
降りる予定だったのですが…


実際に電車の窓から見ていたところ、
1つ前の『田無』駅から すでにタワーが目視でき、

しかも『花小金井』駅に近づく ずっと前に
目的地のタワーを通りすぎてしまいました。



そこで いったん『田無』駅まで戻り、
ここからタワーを目指すルートに変更。


付近の拡大地図を持っておらず、
花小金井 近辺の地図は用意していたのですが…)
タワーまでの歩行距離が分からない
不安もありましたが、

新青梅街道ぞい だという事は
分かっているので大丈夫だろう、と…(笑)



それに ココネは、バイクに乗って
「東から」タワーに向かっていきました。
(ココネ自身が、走っている道に関して
「道はなお まっすぐ 西へ向かう」と語っていることから)



むしろ『田無』駅 から始めたほうが、
より ココネに近い心情で風景を見れそう で、
一石二鳥と考えたのです。
(結果を先に言えば、バッチリ予想通りでした)



というわけで 今回は、
西武新宿『田無』から
『スカイタワー西東京』を目指し、


西へと進んだ 徒歩の旅を
ダイジェストで ご紹介
します。


なお、今回は徒歩によるルート紹介ですが、
付近には西武バスも運行しているようです。

皆さん ご自身が出かけられる際は、
バスも検討されてみてはいかがでしょう?





まず、西武新宿『田無』を降り、
北口から北へ 500メートル進めば、
新青梅街道に合流します。


「あとは、延々と西に向かっていけば、
そのうち タワーが見えてくるんだろうなぁ…」
などと思いつつ 少し進むと、
あっけなく「スカイタワー」が
視界に入ってきました。


印象的な塔(スカイタワー西東京)



実は この道路、
この付近で なんと3キロ以上も、
ゆるがぬ直線が続いている
ため、

街道ぞいの スカイタワーは、
かなり離れた場所からでも
目視できる
のです。


それにしても、
3キロも純粋な直線道路が続くとは…

同じ都内とはいえ、
23区とは全く別の土地…
というのが正直な感想です。




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早くも塔が見えたので、あとは
「漫画中のコマに近い タワーとの距離」
を 見つけて、
そこから撮影すれば OK だな。


…と 軽く考えていたのですが、
歩き始めて 愕然

なまじ タワーが真正面に位置する せいで、
歩道からだと、
街道の両脇に並ぶ街路樹に はばまれて
「スカイタワー」がクリアに目視できない

のです。


点在する歩道橋交差点が、
数少ない「視界の開けた場」になるので、
その中から 作中の風景に近いもの
探すしかないわけですね。





そんな数少ないポイントの1つが、
西へ1キロちょっと歩いた所にある『交差点』
(正式名称は不明。 西原3丁目と4丁目の境にあります。
2023年に調べなおした所、「西原自然公園通り」と「新青梅街道」が
交わる交差点だったのではないかと思われます)


ここから眺めると、
タワーのシルエットが、
13巻・140ページ の それに
かなり近くなってくれます。


印象的な塔(スカイタワー西東京)



なお、上の写真は
漫画内の雰囲気 に近づけるために、
わざと 空に露光を合わせて撮影 しました。

実際の付近の風景は、
もちろん もっと明るいです。





これは、先ほどの交差点から
さらに 400メートル進んだ所にある、
『西原小学校』そばの歩道橋 からの写真です。

印象的な塔(スカイタワー西東京)


小学校に沈みゆく夕日と、
シルエットの スカイタワー が 美しいですが、
タワーの足元のゴルフ練習場の網が
ちょっとジャマですね…(身勝手)

(2023年に調べてみたところ、
なんと「西原小学校」は あの後 名前が変わり、
現在は『西東京市立 けやき小学校』という名称に
なっているそうです)






「田無」駅から 2キロちょっとを歩き、

ついに『スカイタワー西東京』
ほぼ真下に到着しました。


印象的な塔(スカイタワー西東京)

…て、本当にジャマですな、
足元のゴルフ練習場(こらこら)



ちなみに、
漫画内の雰囲気などを度外視して、
単に このスカイタワーに訪れたい
だけであれば、

西武新宿『花小金井』で下車して、
北東に1.5キロ歩くだけで OK です。



あと スカイタワーの高さ は、
195メートル もあるそうで、
その無骨な外観も相まって、
かなりの迫力があります。

印象的な塔(スカイタワー西東京)




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タワーの西側に移動すると、

今まで西日の逆光で
ほとんどシルエットと化していたタワーが、
ほんのりと オレンジ に染まって、
実に やさしく暖かい色合いに…

印象的な塔(スカイタワー西東京)



ちなみに このタワー、
夜間(午後6時以降)になると、
明日の天気によって、
異なる3種類のカラーで
ライトアップされる
のだとか…
(天気予報も兼ねているのですね)


見てみたいものですが、
この自動車の往来の激しい場所で
今から1時間以上も立ち尽くして待つのは
さすがに つらい
ので(苦笑)

今回は このまま、
ココネのバイクの行き先 を追って、
さらに西へと進むことにしました。





西へと進むにつれて、

タワーが じょじょに低くなり、
建物の陰に見え隠れするように
なってきました。


下の写真は、
タワーから1キロほど西に進んだ、
『花小金井4』交差点 の手前で
撮ったものだったと思います。

印象的な塔(スカイタワー西東京)



この近辺は ココネ曰く、夕凪時代には
「低い木が生い繁るばかりの場所」
になるそうですが、

現在は自動車が行き交う、
実に騒々しい(笑)道路です。



その自動車たちも、
平日の夕方前という事もあってか、

ただもう1秒でも早く
目的地に着きたがっている
ギスギスした運転者のストレス が、

エンジン音の抑揚から
手にとるように伝わってきて、
憐れですらあります…





さらに西へ進むにしたがい、
建物などがジャマして、
タワーも見えづらくなってきました。


タワーの西1.7キロ辺りで、
『やよい ほどうきょう』という
歩道橋があったので、
上ってみることに…

この歩道橋からのタワーの見え方は、
「なんだか不安になってきて 止まった」
ココネの背後に見えている それと、
よく似ていますね。

印象的な塔(スカイタワー西東京)



はっ!
ということは、ここで西を振り返れば、
「ココネが見た 夕暮れの山々
が 見えるのでは…?


…と、期待して振り返ってみましたが、
山影は さっぱり見えませんでした(泣)




もっと空気の透明度が高い日なら、
見えるのかもしれません。

次回の楽しみに とっておこうと思います。





スカイタワーを気軽に楽しめる西限は、
先ほどの「やよい歩道橋」あたりと
思われます。


というのも、
タワーから丁度2キロ西に行った
『滝山南』交差点 の 直前辺りで、
新青梅街道が 本当に微妙〜に 北へカーブ
(と言えるのかどうか迷うほど微妙に)
するせいで、

タワーが 街路樹などに隠れて
完全に見えなくなってしまう
のです。



したがって、
ココネの足取りを追った 今回の僕の旅も、
ここで終了 にしようと思います。



これが アルファさんだったら、
この交差点より もっともっと先まで行って…

気づけば 辺りは まっ暗
なっちゃうのでしょうね(笑)





ちなみに 上写真の交差点は、
『錦城高校』の北に位置する
『滝山南 交差点』になります。

ここから南西に1.5キロちょっと歩くと、
西武新宿『小平』に到着、
電車で帰宅できます。




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ちなみに、今回のバイク旅行…

ココネ にとっては
どれぐらいの 長距離旅行
だったのでしょうか?


出発点となる「荻モーター」は、
当然 ココネが徒歩で行けるような
アパートの近所
と考えられますから、

仮に『上高井戸一』交差点
スタート地点と考えると…


「上高井戸一 交差点」(スタート地点)
⇒ 「四面道 交差点」(環八 経由)
⇒ 「北原 交差点」(青梅街道 経由)
⇒ 「やよい歩道橋」(新青梅街道 経由)

で、計 15キロ

往復で 30キロ です。



そして、ココネたちの
バイクの速度ですが…

これは多分、作中の描写から、
自転車で走っている時と同じぐらいの
時速 15キロ前後
ではないでしょうか?



以上から考えると
所要時間は「片道 1時間」

1つの乗り物に乗っていて、
そろそろ飽きるというか、
不安のようなものがわいてくるぐらいの
時間
と言えそうです。



日が暮れて不安になってきたココネは、
帰宅のためUターンしますが、

家に着くのが日没後1時間程度なら、
まだまだ宵の口では…?
という気もしないでもないですね。



もっとも、夕凪時代は
外灯も ほぼ皆無 のようなので、

きっと近辺は アッという間に、
そして恐ろしいほど
暗くなる
のではないでしょうか。




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